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聖書研究の方法

NHKのTV番組で紹介された、アメリカ合衆国での聖書研究の例では、 福音書の1語ごとに、実際にイエスが言った言葉であるかどうか、 学者が意見を投票していました。 これについて、「聖書の解釈を多数決で決めるべきではない」という 反論もあります。しかし、私は、紹介された研究方法を支持します。 なぜならば、イエス自身の言葉でないという意見が多かった部分も、 別の色のインクで印刷されるだけで、削除はされません。 また、彼らは、研究資料として聖書の言葉を分析しているのであって、 それを律法としてはいません。

もし、少数意見を削除したり、例えば、「豚肉を食べてもよいか?」というような 律法を多数決で決めれば、それは数の暴力であり、 宗教者にふさわしくないことだと思います。

また、私は、聖書の研究にコンピューターを使うことを支持し、 自分でもコンピューターを使って聖書を研究したいと思います。 例えば、コンピューターの画面を4分割して4種類の福音書を 比較しながら読めば、文字通り、聖書が立体的に見えるでしょう。



naota 平成20年2月12日