next up previous
: 聖母マリアの処女受胎 : 教義の詳細について : 教義の詳細について

天地の造り主、全能の父なる神

私は、自分の直感により、人間を越える何者かの存在を信じていますが、 造物主と人格神の存在、神が唯一であるかどうかは、 自分が疑問を持っているだけでなく、 人間には解らないことかもしれないと思っています。 また、なぜ、「母なる神」ではなく、「父なる神」なのでしょうか?

「宇宙からの帰還」[2]に書かれている次の部分が、 私の考えに最も近いと思います。

305ページに書かれているエド・ギブスン氏へのインタビュー:

-- すると、あなたの場合には、宗教を信じているというよりは、 むしろ不可知論。

「そう、一種の不可知論ではある。しかし、 そんなことはわからんと投げ出す不可知論ではなく、 わからないのが正しいとする積極的不可知論だ。 そして私は、この不可知論の中にほんとの宗教性があると思っている。 なぜかはわからぬが、この我々の宇宙はとてつもなくよきものである。 そういうものとして我々の前にある。それでよいではないか。 そこから出発しようというのが、私の基本的な立場だ。」

348ページに書かれている、ラッセル・シュワイカート氏へのインタビュー:

-- すると、今は神の存在を信じていないのか。

「神というのは、天の上にいるヒゲを生やしたジイさんのことかね。 それならノーだ。」



naota 平成20年2月12日