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イエスの死と復活

聖書[5]を読んでも、青野牧師の解説[11]を読んでも、 イエス様の死と復活は、難解であり、昔から議論が続いているもの当然です。 ギリシャ的異端と言われるでしょうが、私は、 人間としてのイエス、つまりイエス様の肉体が死んでも、 神の子としてのイエス、つまりイエス様の精神と教えは永遠だと信じています。

「マタイによる福音書」と「マルコによる福音書」では、 「イエスの死」についての記述が微妙に異なります。 前者では、イエスの復活や地震を見てから、百人隊長が 「本当に、この人は神の子だった。」と言っています。 しかし後者では、イエスが普通の人間のように死んだ時に、百人隊長が 「本当に、この人は神の子だった。」と言っています。 後者の記述は、逆説的ですが、イエス様の死と復活の本質に 迫っているような気がします。



naota 平成20年2月12日