「マタイによる福音書」と「マルコによる福音書」では、 「イエスの死」についての記述が微妙に異なります。 前者では、イエスの復活や地震を見てから、百人隊長が 「本当に、この人は神の子だった。」と言っています。 しかし後者では、イエスが普通の人間のように死んだ時に、百人隊長が 「本当に、この人は神の子だった。」と言っています。 後者の記述は、逆説的ですが、イエス様の死と復活の本質に 迫っているような気がします。